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理事長 ごあいさつ

医療法人クラルス 理事長
板谷はんがい正紀まさのりより

法人化のご挨拶

みなさま、こんにちは。新医療法人クラルス理事長に就任しました板谷正紀(前はんがい眼科院長)と申します。2017年4月にさいたま市見沼の地で開院しましたはんがい眼科は、2019年11月から医療法人になりました。この2年と6ヶ月の間、倉員敏明副院長と私は二人三脚で失明から患者様の人生を守る医療に専念してまいりました。

約100件の網膜剥離はほとんど即日緊急手術を行ってきました。初回網膜復位率は98%(2019年10月現在)です。他院で網膜剥離の手術を受け重症化し増殖硝子体網膜症になった方々も何人も治療させていただきました。緑内障で重い視野障害になり失明の危機に瀕している多くの患者様をご紹介いただき、手術による管理に取り組んでまいりました。重症な増殖糖尿病網膜症の治療にも取り組み、難治な血管新生緑内障を手術治療で落ち着かせてきました。すべての患者さんに100%のことができたかどうか自問自答し、常に自分たちのレベルを向上させる姿勢を堅守し、今後もはんがい眼科を成長させていきたいと思います。
法人化に伴い倉員敏明先生に院長に就任いただくことになりました。倉員先生は、開院時よりはんがい眼科の副院長をお務めいただき、白内障と眼底疾患の診療の柱としてご活躍いただいております。私は倉員新院長の臨床家としての考え方、姿勢、それに裏付けられた医療技術に深い感銘を受けています。心より信頼している眼科医です。その技術は網膜剥離初回復位率100%(2019年10月現在)にも表れており、その腕をさらにふるっていただけるように環境整備に努めていきたいと思います。もちろん、私板谷も白内障、緑内障、眼底疾患の治療をこれまでと変わりなく行ってまいります。
今後、医療法人クラルスは、以下の診療指針に共感していただき、共に腕を磨いていける仲間を増やし、グループとして成長していきたいと願います。医師という存在は、自分の専門分野に関しては常に時間を惜しんで学び向上しようとするものです。向上心の無いところに高いレベルの医療は育たない。当たり前のことです。しかし、水がないと木が育たないのと同じように、学べる環境、余裕のある経済基盤、学会活動支援、必要な機器や器具の充実などの水分が十分に必要です。医療法人クラルスは、高いレベルの医療を実践できるための環境を整備して、グループとして治す力を高めることに全力をあげる覚悟です。

医療法人クラルスの3本の柱
【診療への指針】

快適に見える生活を守るために必要なことは3つあります

  • 01失明原因となりえる重大な疾患から守る力を高め続ける(黄斑の健康を守る)

    黄斑が健康であることがものを見る基本です。黄斑が障害され見えなくなるリスクのある疾患とは、頻度の高いもので緑内障、網膜剥離、増殖糖尿病網膜症、加齢黄斑変性、黄斑円孔などです。緑内障とこれら眼底疾患を合わせると失明原因の4分の3近くを占めます。倉員院長と私は、この緑内障(板谷)と眼底疾患の診断と治療に半生を注いできた眼科医であり、その治療技術を高め続けることがライフワークであります。治療は手術治療と薬物治療を駆使します。今後医療法人クラルスでは、黄斑を脅かす重い疾患を確実に治す技術をもつ眼科医をさらに招聘して布陣を厚くします。

  • 02屈折矯正・老眼治療に力を入れる(ピントの快適さを守る)

    せっかく黄斑が健康であっても近視、遠視、乱視、老眼によりピントが自由に合わず像がぼけてしまいます。屈折矯正手術というと少し前まではレーシックが主流でしたが、近年、眼内コンタクトレンズ(ICL)や多焦点眼内レンズが進歩して、intraoperative refractive surgeryと呼ばれる内眼手術により屈折異常と老眼を治療するコンセプトが確立されてきました。
    例えば、眼内コンタクトレンズにより、近視と乱視を矯正しメガネを必要としない快適な生活を提案します。白内障手術においては、近視・遠視と乱視の矯正を可能な限り正確に行うこと、希望があれば多焦点眼内レンズによりピントの合う範囲が広くなる老眼治療によりメガネを必要としない生活を提案します。自在にピントの合う見え方は、ドライビング、仕事、趣味のある生活を快適にします。

  • 03見える以外の快適さも追求する

    たとえはっきりと見えても不快感のある目の病気はさまざまにあります。

  • ドライアイ:涙の膜が弱くなり角膜が乾いてしまう病気です。かすんだり、異物感を感じたり、まぶしい、疲れるなど不快感があります。
  • 涙道閉塞:悲しくないのに目がうるうるして、涙が流れ落ちて、気になって仕方がありません。
  • 涙眼瞼下垂:まぶたが下がってきて視界が狭くなりうっとうしいです。
  • 斜視:目はよく見えるのに、両目の向きがズレるためにものが二重にみえる。小児の場合は弱視の原因になります。

  • このような見えるのに不快な症状があることも、快適な生活を損ないます。それぞれ、かなり専門性の高い医療になり、志の高い医師による治療が必要です。

患者さんの生涯にわたる快適な見え方を予測しながら、この3つの総合的な治療提案を行うことが求められる時代になってきていると思います。クラルスは、正面からこの時代のニーズに取り組んでいきます。そして、より高いレベルで患者様のお悩みを解消していくとともに、高度な眼科診療の普及や後進の育成に力を注ぎ、眼科医療全体の底上げに何らかの貢献ができることを願い成長したいと思います。

2019年11月吉日
板谷正紀