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米国のアルコン(Alcon)社が2017年に発売された3焦点眼内レンズのパンオプティクスが、国内では2019年4月に認可されました。
従来の3焦点眼内レンズにおいては中間距離のピークが80cmですが、一般的なコンピューター操作などの快適な中間距離は60cm程度と言われています。パンオプティクスはそこに着目し、中間距離の加入度数を他の3焦点眼内レンズより強くしたことで、中間距離のピークを60cmに設定しています。
そのため、パンオプティクスはコンピューターや書類を多用するオフィスワーク、料理、スマートフォンを中心とする現代の日常生活に馴染むことができます。
高い光利用率(88%)を持ち、すべての距離において鮮明な視覚の質を提供するように設計されています。
光の半分を遠方に配分し、残り半分の光を近方と中間に等しく配分することで、すべての距離において美しく見えるように配慮する設計となっています。また、4.5mmという回折ゾーンを使用することで、患者様の瞳孔径による見え方のパフォーマンス低下を軽減しました。
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