白内障手術の費用は、眼内レンズを何にするか?レーザー白内障手術を選ぶか?によって、異なってきます。
わかりやすいように整理してみます。
日帰り白内障手術の費用
単焦点眼内レンズ、トーリック単焦点眼内レンズを選んだ場合
▶健康保険と高額療養費制度の対象になります。
日帰り手術(健康保険)
- 高額療養費制度により1割または2割負担の方は窓口での支払いは月あたり18,000円が上限になります。
- 3割負担の方は収入により上限が変化します。最も多いのは80,100円を超した分が後日、請求手続きにより還付されます。
- 手術費用は確定申告時に医療費控除の対象になります。
片眼 | 両眼 | |||
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同月手術 | 別月手術 | |||
70才未満 | 3割負担 | 約52,000円 |
約80,100円 (還付後) |
約104,000円 |
70才以上 | 1割負担 | 約17,000円 | 18,000円 | 約34,000円 |
2割負担 | 約18,000円 | 18,000円 | 36,000円 | |
3割負担 | 約52,000円 |
約80,100円 (還付後) |
約104,000円 |
選定療養対象の多焦点眼内レンズを選んだ場合
▶選定療養の健康保険と高額療養費制度の対象になります。
※選定療養とは?
選定療養とは社会保険に加入している患者さんが追加費用を負担することで、保険適用外の治療を保険適用の治療と併せて受けることができる医療サービスの一種です。 白内障手術における選定療養の位置付けとしては、白内障手術費用は健康保険適用、多焦点眼内レンズ費用は自己負担となりました。

選定療養の注意点
・多焦点眼内レンズのための先進機器を用いることは原則できません。
- ▶レーザー白内障手術機器
- ▶ORAシステム
- ▶水晶体嚢拡張リング
・眼内レンズの入れ替えが必要になったときの、手術費用は自己負担になります。
クラルスの選定療養における医療保険給付対象外の自己負担
多焦点眼内レンズの種類 | 費用/片眼(円) |
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3焦点 | 180,000~ |
3焦点トーリック | 200,000 |
2焦点/EDOF | 120,000 |
2焦点/EDOFトーリック | 140,000 |
2020年12月現在
上記より先進的な白内障手術を希望される場合、自由診療になります。(プレミアム白内障手術)
※先進的な白内障手術とは?
▶選定療養対象外の多焦点眼内レンズ
▶レーザー白内障手術
クラルスのプレミアム白内障手術
レーザー白内障手術を標準として、あらゆる先進の機器を用いて正確な手術を提供します。
6種類の3焦点眼内レンズと1種類の5焦点眼内レンズから一番合っているレンズを選びます。
1先進の検査機器“手術は外来から始まっている”
- ・3次元前眼部OCT
- ・光学的眼軸長測定機器
- ・ウェイブフロントアナライザー
2先進の手術機器“正確で安全な手術”
- ・レーザー白内障手術
- ・白内障手術ガイダンスシステム
- ・術中波面収差測定装置“ORAシステム”
- ・水晶体嚢拡張シリング
クラルスのプレミアム白内障手術の費用
大宮院・新宿院(2021年5月開院)
片眼(ノントーリック) | 70万円 |
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片眼(トーリック) | 75万 |
※眼内レンズは、3焦点眼内レンズを基本として、レンズの種類によらず価格は一律とさせていただきます。
銀座院(個室診療・完全予約対応)
片眼 | 100万円 |
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※眼内レンズは、3焦点眼内レンズを基本として、レンズの種類によらず、またトーリック機能の有無によらず価格は一律とさせていただきます。