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ICL(眼内コンタクトレンズ)治療で視力回復

当法人でICL治療が受けられるクリニック

ICLについてのアニメーション

当院が目の治療プランにICLを導入した理由

クリア・ビジョン

  • クリアな見え方になり喜ばれる。「色鮮やかで立体的に見える」と表現される。夜間もよく見える。

強度近視対応

  • 近視が強い方でも完全矯正ができる。これまでの苦労が解消し喜ばれる。

安全性が高くなり安心

  • ICL挿入の切開創はすぐ閉じるが、レーシックは角膜を削って薄くするため元に戻らない
  • ホールICLが登場する前のICLは健康な虹彩に孔を開ける必要があったが、ホールICLは虹彩切開を必要としない

当院がICL治療で重要と考えること

内眼手術技術

  • ICLは白内障手術と同じ前房操作を行う内眼手術であり、私どもが得意とする白内障手術技術がベースになる。

屈折矯正の経験

  • 乱視矯正を含め屈折矯正の経験が生きる治療である

快適な治療体験

  • 病気の治療ではないため、快適な治療行程が望ましい

人生の中でのICL

ICLにより、めがねやコンタクトの苦労から解放されて快適な視生活を送ることができます。特に、強度の近視でお悩みの方には最適な方法です。18歳以降の若い方は裸眼でどこもかしこも鮮明に見える生活を送ることができます。やがて人は誰しも水晶体が老化して白内障の影響が出始めます。すなわち、ある年齢で白内障手術が必要になります。その時、ICLを取り出し、白内障手術を行い多焦点眼内レンズに入れ替えると、近視や乱視だけでなく老眼も治すことができます。ICLは、人生の約半分の間、裸眼で快適にものを見る優れた方法といえます。

ICL、3つの魅力

ICLの魅力は、安全性が高いこと、そして、レーシックに比べてもクリアに見えることです。しかも、手術の翌日から100%の方が1.2以上の裸眼視力が出ます(当院データ)。また、レーシックが適応外となる強度の近視でも変わりなく安全に矯正するができます。

では、なぜICLが安全で快適な見え方を実現できるかを見て参りましょう。まずは、安全性です。

  • 01ICLはどのようにして安全性が高まったのか?

    POINT1

    ICLを入れる場所が安全

    ICLは、後房型フェイキックIOLとも言われるように、眼の後房という場所に固定します。後房は虹彩と水晶体の間のスペースで、ここにICLを固定しても、角膜や水晶体に問題が起こりにくい最も安全な場所といえます。後房固定は、ICLのサイズをフィットさせれば、レンズのセンタリングや安定性が良好です。

    ICLを固定する部位「後房」を示す
    ICLは後房に固定するため安全性が高い

    POINT2

    素材が安全1)

    ICLは、ソフトコンタクトのように柔らく、薄くて無色透明のレンズです。素材としては、ヒドロキシエチルメタクリレート(HEMA)とコラーゲンの共重合体素材「コラマー(Collamer)」からできています。HEMAはソフトコンタクトレンズにも使用される素材で、水分を含ませると軟らかくなる特徴があります。次のような優れた特徴を持ちます。

    【コラマーの特徴】
    レンズへのタンパク付着を防ぐ(汚れにくい)
    コラマーは、コラーゲンによりレンズがマイナス電荷を帯び、タンパク質などのマイナス荷電粒子を反発しレンズへの付着を防ぎます。
    コラマーはグレアが少ない(まぶしくない)
    コラマーは親水性で、レンズ表面に親水層を形成し、房水とレンズ内部の屈折率変化を和らげます2)3)。その結果、光視症(グレア)の原因であるレンズ内部での光の反射が減りますので、コラマーは光視症(グレア)が少ない性質を持ちました。
    高い生体適合性
    コラマーは生体適合性の良い素材で、眼内での長期安定性をもたらし、メンテナンス不要です。
    UVカット
    387nm以下の紫外線を90%以上カットする特性も備えていまので安心です。
    出し入れの創口が小さい
    レンズが柔らかくて薄いため、丸めて小さな切開創から眼内に挿入できます。いざという時、取り出す場合も、同じく小さな創口から取り出せます。

    1) Brown¬DC1,¬Ziémba SL;¬Collamer¬IOL¬FDA Study Group. Collamer¬intraocular lens: clinical results from the US FDA core study. J Cataract Refract Surg.¬2001 Jun;27(6):833-40.

    2)Radford S, BM, BCh,¬Carlsson A, MD, FRCSC,¬Barrett G, FRACS, FRACO. Comparison of pseudophakic dysphotopsia with Akreos Adapt and SN60-AT intraocular lenses. J Cataract Refract Surg. 2007;33(1):88-93.

    3)Tester R, Pace Nl, Samore M, et al. Dysphotopsia in phakic and pseudophakic patients: Incidence in relation to intraocular lens type. J Cataract Refract Surg. 2000;26:810-816.

    POINT3

    中央のホールで安全性が確立

    歴史のあるICLですが、一つだけ問題が残っていました。それは、ICLが眼内の水(房水)の流れを妨げ、房水が虹彩の後ろに溜まって眼圧が上がり急性緑内障発作を起こすリスクがあることでした。急性緑内障発作を防ぐために房水の迂回路を作る目的で虹彩切開術を行わねばならなかったのです。虹彩切開術とは、虹彩の根元を切開して孔をつくる手術です。私どもは、健康な眼に虹彩切開をすることに抵抗があり導入をしませんでした。この問題を解決したのが北里大学名誉教授の清水公也先生御考案のホールICLです。ホールICLはレンズの中心に0.36mmの小さく丸い孔が作られており、この孔を房水が通るため虹彩切開術をする必要がなくなりました。この極小の孔は視機能に影響しませんが、光の輪が見える原因になります。クラルスは、ホールICLの安全性が確立されましたので、ICLを導入することといたしました。

    レンズの中心に孔のある「ホールICL」

    ホールICLの房水の流れは正常である

    次は、ICLがなぜ鮮明な見え方を実現できるのかをみていきましょう。

  • 02ICLはなぜクリアに見えるようになるのか?

    角膜という生体を作り替えて近視を矯正するレーシックに対して、ICLはコンタクトレンズのようにレンズにより近視を矯正します。この違いが原因で、ICLは、レーシックに比べて高コントラスト、高精度、安定という言葉で表現される優れた見え方を実現します。

    POINT1

    シャープで鮮やかな見え方になる4)

    光の流れがそろって網膜に届くことでクリアに見えるのですが、光の流れを乱すひずみが角膜や水晶体に存在すると鮮明さが低下します。この光の流れを乱すことを「収差(aberration)」といいます。レーシックは、角膜を削って薄くすることにより近視を矯正する治療です。実は、角膜は水晶体とともに光を屈折させる役割を担っており、カメラのレンズに相当します。カメラが鮮明な写真を写せるためには、光を歪めないきれいなレンズ形状が必要ですが、同じようにクリアに見えるためには、角膜がきれいなカーブ形状を持っていること、すなわち収差が少ないことが必要です。レーシックは、この大切な角膜を加工しますので、収差が増加して、コントラストの低下が生じます。近視が強いほど、これらのマイナス点は大きくなります。ICLは、この大切な角膜に変化を与えるのではなく、レンズの力で矯正しますので、収差が増えずコントラスト低下が起きません。コントラストはむしろ向上します。このため、色鮮やかでくっきりした見え方になります。

    4) K.Shimizu, K.Kamiya, A. Igarashi, K.Shimizu, and T.Shiratani. Intraindividual comparison of visual performance after posterior chamber phakic intraocular lens with and without a central hole implantation for moderate to high myopia. Am J Ophthalmol 2012.Sep;154(3):486-494.e1.

    【シミュレーション画像】
    ICLはコントラストが高い立体感のある見え方になります。

    【コントラスト感度向上】
    ICLは術後のコントラスト感度を向上します。

    【術前矯正視力を上回る裸眼視力】
    裸眼視力術後5年間の変化。96%の症例において術前矯正遠方視力よりも良好な裸眼遠方視力が得られたと報告されています。

    POINT2

    夜間の見え方も良好

    ICLは角膜の収差を増やさないため、夜間での見え方の質が低下することはありません。

  • 03ICLはいつまでよく見えるのか

    レーシックでは、いったん矯正に成功しても、術後数年で近視が戻り、裸眼視力が低下してしまうことが5~10%で起こるとされます(「レーシックの近視戻り」)。ICLでは近視戻りが少なく裸眼視力低下は起きにくいことが報告されています5)6)。具体的には、術後5年間の調査では、ゆるやかな近視化を認めるものの、裸眼視力への影響はありません。実際、裸眼視力は術前の矯正視力と同等、もしくはそれ以上の目が96%と高い裸眼視力が維持されていました。

    5) J.S. Lee Long-term clinical results of posterior chamber phakic intraocular lensimplantation to correct myopia., Clin Experiment Ophthalmol. 2015 Dec 12. doi:10.1111/ceo.12691.
    6) Alfonso J, Baamonde B, Fernandez-Vega L, Fernandes P, Gonzalez-Meijome J, Montes-Mico R. Posterior chamber collagen copolymeer phakic intraocular lenses to correct myopia: five year follow-up. J Cataract Refract Surg 2011;37:873-880.

    【長期に安定した裸眼視力】
    術後早期から屈折が安定し、且つ術後長期に渡り安定した屈折値が報告されています。最長9年の等価球面度数の安定性が示されています。

    【裸眼視力の安定性】
    裸眼視力術後5年間の変化です。96%の症例において術前矯正遠方視力よりも良好な裸眼遠方視力が維持されていたと報告されています

万が一、近視化が生じたら?

強度の近視の方の一部で、30~40代で水晶体の核硬化が進み近視が強くなることがあります。いわゆる白内障です。強度近視は若年性白内障の原因のひとつです。このような場合でも、ICLは、より強い度数に入れ替えて裸眼視力を取り戻すことが可能です。ただし、強度近視眼の水晶体核硬化による近視進行は進行性であることに留意する必要があります。

ICL治療の成功のために大切なことは?

ICL手術の成功は、

  •  最適な度数
  •  最適なサイズ

を選ぶことにかかっています。

最適な度数とは?

ICLは目の中に入れるレンズですので、眼鏡やコンタクトレンズのように、試しに装着して合う度数を選ぶわけにはいきません。術前に緻密な自覚的屈折検査を行い、最も視力がでる度数を選びます。この自覚的屈折検査に力を注ぎ込みます。検査する視能訓練士の経験と力量も重要です。受ける方が、これまで使用してきたメガネやコンタクトレンズの強さ、お仕事、ライフスタイルも考慮して、ピークから近視側へ少しの振れ幅を見て選んでいきます。

検査をきちんと行えば、高い精度の屈折矯正が可能であることがわかっています。ICLを受けた方の98%は裸眼視力1.0以上に回復し、ほぼ100%の患者さんが満足しています7)。

7)Kamiya K, Shimizu K, Igarashi A, Komatsu M. Three-year follow-up of posterior chamber toric phakic intraocular lens implantation for moderate to high myopic astigmatism. PLoS One 2013;8(2):e56453.

矯正精度】顕性屈折等価球面度数の目標度数と達成度数の一致度が高い

最適なICLサイズとは?

ICLを挿入する場所である後房は円形のかたちをとる空間です。後房の直径は人により違いがありますので、それぞれの目に合ったICLのサイズを選びます。後房の直径は、最新機器である3次元前眼部OCTにより正確に求めることができます。ICLサイズは、12.1mm、12.6mm、13.2mm、13.7mmの中から選びます。

最適なICLサイズは後房の直径で決まる

3次元前眼部OCTによるICLサイズの決定
この目の最適なICLサイズは2つの測定式がともに
12.6mmであることを示している。

手術前後の生活や仕事の制限はどの程度?

仕事や学業がある方が気になるのは、手術前後どれくらい不自由になるのか?仕事や学業への影響は?という点かと思います。

  • 01手術前

    コンタクトレンズを使用されている方は、検査完了までコンタクトレンズをお休みいただく必要があります。レンズにより1~3週間必要です。その理由は、コンタクトレンズが、角膜のカーブを変えるため、自覚屈折検査も変化し、度数選択が最適ではなくなる可能性があるからです。

  • 02手術後

    術後に最も注意することは、術後感染です。畑や庭仕事や土埃がたつスポートなどは1週間避ける必要があります。翌日から日常生活は通常通り送れますし、デスクワークも翌日から可能です。洗顔やシャンプーは1週間避ける場合が多かったのですが、新型コロナ時代に洗顔やシャンプーをしないのは別のリスクがあります。そこで当グループは、洗顔やシャンプー後に適正濃度のイソジン消毒液を点眼することで手術翌日から水道水による洗顔やシャンプーを可としておりますが、感染は一例もでておりません。ただし、目に物が当たるとか、飛沫が入るとかを避けるために1週間保護めがねをかけていただきます。1週間が過ぎれば、保護めがねも不要です。
    散歩やヨガ程度の運動は、翌日からでも可能ですが、身体を激しく動かすスポーツは、1ヶ月後くらいから再開するのが無難です。

ICL手術後に不快感はある?

手術翌日の診察で、不快な症状があるかどうか伺いますが、返ってくる返事のほとんどは、「手術は痛くなかった」、「今も痛みはない」、「特に問題ない」という内容です。たまに、「違和感がある」、「まぶしい」、「ゴロゴロする」などと返ってきますが、お顔は笑顔で、あまり気にされていない様子です。ここで、可能性のある症状をまとめておきましょう。知っていれば心配にはなりませんので。

  • 手術直後のかすみ・ぼやけ・まぶしさを感じることがあります。
  • 異物感・しみる感じを感じることがあります。
  • 結膜下出血
    角膜縁の血管があるところにメスを入れるため、出血して白目が赤くなることがあります。自然に吸収され消えます。手術の結果や目への影響はありません。
  • 夜間のハロー・グレア
    術後、夜間、光の周囲がぼんやり広がって見えるハローや、光が滲んで見えるグレアが見えることがあります。レーシックよりも軽く、ほとんどの方が1か月くらいで解消します。

他にもあるレーシックと比較したICLの利点

なぜ、レーシックを導入していない内眼手術専門の当院が、ICLを導入したのでしょうか。レーシックとの違いを中心にみてみましょう。

POINT1

ドライアイになりにくい

レーシックは角膜を削って薄くすることで屈折率を低下させて近視を治しますが、角膜の知覚神経を広く切ってしまうドライアイになりやすい問題がありました。ICLは角膜を広く切らないため、ドライアイになりにくい手術です8)。

8) Naves, J.S. Carracedo, G. Cacho-Babillo, I. Diadenosine Nucleotid Measurements as Dry-Eye Score in Patients After LASIK and ICL Surgery. Presented at American Society of Cataract and Refractive Surgery (ASCRS) 2012.

POINT2

度数ズレの対応も安心

先述しましたように、ICLは高い精度の屈折矯正が可能です。稀に過矯正や低矯正の度数ズレが起こりえるとされています。万が一度数がずれても、入れ替えにより度数ズレを修正できます。レーシックは過矯正になったとき、修正不能に陥ります。当院では、今のところ入れ替えが必要になったことはありません。

POINT3

万一の時は取り出し元の状態に戻せる

ICLは基本的に高齢になり白内障が進み白内障の手術が必要になるまで、ずっとそのまま使えます。必要があれば、取り外して目を元の状態にもどすことができます。

ICLのデメリットは?

光の輪が見える

ICLを安全にしたホールICLの真ん中に作られている房水の通り道となる0.36mmの小さく丸い孔が原因です。時間とともに慣れて気にならなくなります。

ICL手術のリスクを知って問題を防ごう

ICL治療は手術ですので極めて稀とはいえ術後合併症は起こりえます。合併症の理解は、合併症を防ぐために必要なのです。しかし、ご心配はいりません。それぞれ解決法があります。また、やるべきことをやれば合併症はゼロにできます。やるべきこととは、「丁寧な手術」、「術後の点眼」、「術後の経過観察」などです。合併症を防ぐこと、万が一の合併症のコントロールも、目の内眼手術の力量と経験がものをいいます。

POINT1

一時的な眼圧上昇/高眼圧

ホールICLでも、稀に一時的に眼圧上昇がみられることがあります。原因は、手術中に手術を安全に行うために使う粘弾性物質ヒアルロン酸の抜きが足りないことです。高眼圧の程度によって降眼圧剤の点眼や内服を一時的に使えば、すぐに下がってきます。 当院では2分かけて粘弾性物質を抜きますので、術後高眼圧はほとんど経験しません。

POINT2

ICLサイズのミスマッチ

3次元OCTでICLのサイズを決定するようになり、サイズミスマッチは経験しません。サイズがやや小さい場合、乱視矯正用のトーリックICLが術後に回転して乱視軸がずれるリスクが指摘されています。この場合、再手術でICLの位置を合わせ直します。数分で終わります。再度、回転した場合は、1つサイズの大きなICLに入れ替えることで解決します。当院では、今のところ、この問題は経験していません。

POINT3

ICLの度数がずれる

極めてまれですが、ICLの度数がずれることが指摘されています。すなわち、軽い近視または遠視が残る状態です。ICLの度数は精密な自覚的屈折検査にて慎重に決定します。裸眼視力に影響する場合は入れ替えにより解決します。当院は、今のところ、入れ替えが必要になったケースはありません。

POINT4

術後眼内炎

非常にまれですが手術後の感染性眼内炎を発症するリスクがあり注意が必要です。ICLでの眼内炎は約1/6,000件と言われていますが、万が一発症した場合は抗生剤の内服や点滴、程度によっては前房洗浄やICL摘出など、程度に応じた適切な対処が必要になります。当院では、今のところ経験していません。

より詳細な治療/検査の流れを知りたい方はこちら

初回 適応検査・カウンセリング(目安2時間)

ICL手術を受けていただけるどうかを適応検査でお調べし、視能訓練士と医師が手術についてカウンセリングさせていただきます。
ICLの適応を調べる検査は以下のように多いですが、できるだけ多くの情報を得て、正確に適応を決めるためですので、ご協力よろしくお願いいたします。

主な検査項目

  • 視力検査:裸眼の視力と矯正した視力を測ります。年齢によっては、老眼の確認のために近方視力を測ります。
  • 屈折度数検査:近視、遠視、乱視の程度を測ります。
  • 眼圧検査:目の圧を測ります。緑内障のリスクを調べるためです。
  • 角膜内皮細胞検査:角膜内皮細胞の数を調べます。角膜内皮細胞が少ない目は適応にならない場合があります。
  • 角膜形状検査:角膜の形状を詳細に解析し不正乱視や円錐角膜の診断を行います。
  • 3次元前眼部OCT検査:角膜と水晶体のスペースである前房の深さを調べます。前房深度が浅いと適応にならない場合があります。
  • 瞳孔径検査※1:目薬で瞳孔を開いたときの瞳孔径を調べます。十分に開かないと適応にならない場合があります。
  • 眼底検査※1:眼底に黄斑疾患や緑内障などの病気が無いことを確認します。

※1 瞳孔を開く目薬(散瞳薬)を使用します。検査後約5~6時間は目の焦点があわせづらかったり、光がまぶしく感じたりする状態が続きます。車や自転車でのご来院はお控え下さい。

医師の診察とカウンセリング

検査結果をもとに、担当医師が適否を診断いたします。医師が悩みや質問を伺いお答えします。患者様の仕事や生活スタイルなどを伺い、度数のねらいの微調整をします。

コンタクトレンズ休止指示について

ICLの正確な度数決定のために検査前のコンタクトレンズ休止を指示させていただきます。休止期間はレンズのタイプにより異なります。目安を示します。これまでのコンタクトレンズの装用期間により、休止いただく期間が変わる場合があります。

2回目 度数とICLサイズ決めの1回目検査(目安2時間)

コンタクトレンズを休止して最初の検査です。

自覚的屈折検査

度数決めの決め手となる自覚的屈折検査を時間をかけて小刻みに検眼レンズを変えながら行います。初回の適応検査の時、すでにコンタクトレンズを適切な期間お休みの場合は、この検査を初回の適応検査の受診日に行い1日短縮することができます。

3次元前眼部OCT検査

ICLサイズを決めるための検査を行います。

3回目 度数とICLサイズ決めの2回目検査(目安2時間)

コンタクトレンズを休止して最初の検査です。

自覚的屈折検査

1回目とは別の視能訓練士が、同じ検査を行います。2回の検査を比較することで、微妙な度数判断が可能になります。

レンズ発注と手術日について

2回の検査をICLチームのミーティングで手精査して、ICL度数とICLサイズを決定します。決定次第、発注します。レンズが到着したら、ご連絡を差し上げ、術前最終受診日を予約いたします。レンズが届くまでに1ヶ月ほどかかります。乱視用レンズは注文してから最大2カ月かかる場合があります。

術前最終受診 術前説明

術前説明

  • 医師IC
    執刀医師より、手術の内容とICL治療に伴い知っておく必要のあることを説明いたします。
  • ナースIC
    看護師より、手術前後の生活の注意事項や点眼内容などを説明させていただきます。
  • 術前抗菌点眼のお渡し
    手術日の3日前から手術日まで、抗菌剤と消炎剤の点眼をしていただき手術に備えます。

より詳細な手術当日のことを知りたい方はこちら

注意いただきたいこと

  • 手術当日は朝からコンタクトレンズの使用を中止してください。
  • 当日のお食事は来院される2時間前までにすませてください。
  • お化粧はせずノーメイクでご来院ください。
  • リラックスできる服装が望ましいです。毛羽だった衣類や小物は身につけないでください。(毛や繊維が飛び散って目に入りやすいため)
  • 前日と手術後3日間はアルコール類は控えてください。
  • ご自分で運転してお帰りになるのは避けてください。大宮駅東口からはノンストップ無料シャトルバスを運行していますのでご利用ください。

手術当日にお持ちいただくもの

  • 手術前から開始している点眼薬
  • 手術前にお渡しした術後に使用する点眼薬(手術後にも続けて使用します)
  • 手術同意書(ご署名・捺印いただいたもの)

当日の流れ

  • 手術の約2時間前にご来院頂き、術前の検査とチェック、目薬の点眼をして準備をします。
  • 手術前室で手術の進行や手術中の注意事項について看護師からご説明します。
  • 術後の状態を確認するために、手術後お休みいただいた後に眼圧検査と診察があります。診察後、目の状態に問題がなければ、そのままご帰宅いただきます。

術後検診のスケジュールは?

手術の翌日、1週間後、1カ月後、3カ月後、6カ月後、1年後、またその後は毎年1回程度の定期検診が必要となります。術後3年間の定期検診とお薬代は、手術の料金に含まれています。

手術の流れを知りたい方はこちら

STEP1

眼周囲の消毒後、点眼麻酔をします。

STEP2

角膜の縁を約3ミリ切開し、丸められたレンズを目の中に挿入し広げます。

STEP3

レンズの支持部を虹彩と水晶体の間に固定します。

STEP4

瞳孔を縮瞳させ手術は終了です。

手術後の生活についてはこちら

手術後の生活の制限の目安をお示しします。気になる点は主治医にご相談ください。

※画像クリックで拡大します。

手術費用

料金 ホールICL乱視なし 両目 65万円
片目 35万円
ホールICL乱視あり 両目 75万円
片目 45万円

・価格はすべて税込です
・クレジットカード各種(JCB/VISA/MASTER/AMEX)利用可
・医療ローン使用可能
・自費診療のため保険適用外となります。
ICL手術は医療費控除の対象となります。詳しくはこちらをご覧下さい。
保証期間 3年間
追加施術
  • 【レンズ入替え】
    3年以内 サイズ・度数変更ともに無料
  • 【レンズ取り出し】
    3年以内 無料
    3年以降 抜去のみ1回10万円
定期検診 1週間後、1か月後、3か月後、6か月後、1年後、以後1年ごとを推奨(3年間無料)

※注) 眼内コンタクトレンズ手術前の検査時、検査料金として5,500円(自費)をご請求いたします
※注) 眼内コンタクトレンズ手術を申し込みされた患者様については手術料より検査料を控除させていただきます

ICL治療のよくある質問

Q
治療を受けられないことがありますか?
A

目の形や病気、全身疾患などによって治療の対象とならない場合があります。事前に詳しい検査を行い、目の形、状態、生活習慣などを総合的に検討して治療が可能かを専門の医師が診断を致します。妊娠中、授乳中は視力が不安定になることがあり近視矯正手術はできません。日本眼科学会のガイドラインを末尾に掲載します。

Q
手術は痛いですか?
A

目薬タイプの点眼麻酔をしますので痛みはほとんどありません。

Q
眼内コンタクトレンズを入れていることは他人に気が付かれますか?
A

虹彩の後ろに挿入するので、他の人からは見えません。

Q
「ハロー」・ 「グレア」とはなんですか?
A

暗いところで明るいライトなどを見た時に光の周りににじんだ輪が見える現象をハロー(光輪症)といい、ギラギラと光って眩しい症状をグレアといいます。レーシックで強めに出ることで知られていますが、ICLではほとんど気にならない程度です。

Q
費用は公的医療保険の対象ですか?
A

公的医療保険の対象ではありません。ご自身で加入している民間保険の給付については、「有水晶体眼内レンズ挿入術」が対象かどうか、加入保険会社へお問い合わせ下さい。

Q
老眼も治りますか?
A

40歳頃から加齢に伴う調節力の衰えにより「手元が見にくい」と言った老眼の症状が出始めます。老眼は遠近のピントを合わせる能力が低下する症状です。眼内コンタクトレンズ治療は近視や乱視など屈折の矯正を行いますが、老眼の治療ではありません。加齢と共に手元が見にくくなってきた場合は近用眼鏡(老眼鏡)等を適宜使用して下さい。

参考【日本眼科学会のガイドライン】

ICLの手術に適していない人

  • 白内障のある方
  • 前房が浅い方(前房深度が2.8mm未満)
  • 角膜内皮細胞が少ない方
  • ぶどう膜炎や強膜炎に伴う活動性の内眼部炎症
  • 重症の糖尿病や重症のアトピー性疾患など
  • 活動性の外眼部炎症のある方
  • 創傷治癒に影響を与える可能性の高い全身性あるいは免疫不全疾患
  • 妊娠中または授乳中の女性
  • 進行性円錐角膜