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オルソケラトロジー

◆オルソケラトロジー治療をご希望の方◆

当院では、新型コロナウィルス感染症の院内感染予防のため、来院1週間前からの検温(朝晩)を実施いただき、来院時に記録した用紙のご提出をお願いしております。
下記より書式を印刷してご利用ください。

通常版ダウンロード
●来院1ヶ月以内にご本人または同居のご家族に、発熱や①だるさ②息苦しさ③咳④匂い・味が分からない といった症状がある方はこちらをダウンロード



寝る前に特殊なハードコンタクトレンズを装着し、睡眠中に近視を改善するオルソケラトロジーについてご紹介します。 近視はメガネやコンタクトレンズで矯正することが可能ですが、メガネ、コンタクトレンズを使用したくない方のための治療の選択肢が増えています。以前からレーシック手術が一般的に広く知られるようになりましたが、最近では水晶体の前にコンタクトレンズを挿入して近視を治すICL(眼内コンタクトレンズ)が、普及し始めました。
レーシックもICLも「手術」という分類になる一方で、オルソケラトロジーは目を切ったり、眼内に異物を入れたりすることが無いため、コンタクトレンズの扱いができれば気軽に始めやすい治療です。

角膜を削らずに角膜のかたちを変えて近視を治す

オルソケラトロジーとは、下の図のように角膜の形状を変化させることで近視を矯正する治療法です。

レーシック手術は角膜を広く切り中身を削って厚みを減らします。このため、ドライアイ、コントラストの低下、ハロー・グレアの増加(※)が起きることが知られています。また、将来的に白内障手術を受ける上で眼内レンズの度数決定に狂いが生じるリスクを抱えることになります。
オルソケラトロジーは角膜を削らないため、このようなデメリットを極力抑えることが可能です。

※ハロー・グレアとは、夜間の暗い場所で光がにじんで見えたり、信号の光などがぼやけて見えたりすることがある現象をいいます

オルソケラトロジー治療のメリット

眼鏡、コンタクト、レーシックなどいくつかある視力矯正の中で、オルソケラトロジーを取り入れることで、下記のようなメリットがあります。

  • 日中裸眼のため、激しいスポーツをしてもメガネやコンタクトのようなズレや外れることがない
  • 花粉症の季節など、点眼治療を併用して行うことが可能
  • 角膜を削ることがないため、将来的な目の治療に影響を及ぼすことがない
  • 小学生から始めることができ、角膜の柔らかい子どもの時期に始める程効果が出やすい

近視は発症する年齢が若いほど進行も早くなります。オルソケラトロジーは角膜の柔らかい子どもに特に効果を発揮すると言われているため、幼少期の近視予防に適している治療と言えます。

オルソケラトロジー治療の適性

反対に、オルソケラトロジーを受けることができない方は

  • 強度近視のある方
  • 乱視の強い方
  • レーシック手術を受けたことのある方
  • 極度のドライアイの方
  • 遠視、老眼の方

主に上記に当てはまる方ですが、詳細は受診時に確認させて頂きます。

オルソケラトロジー治療のデメリット

  • 通常のコンタクトレンズと同様にレンズケアが必要

    オルソケラトロジー治療で使用するコンタクトレンズは、酸素透過性のハードコンタクトレンズです。コンタクトレンズの洗浄を十分に行なわれていない場合や、レンズケースの清潔が保たれていない場合、角膜感染症を起こすことがあります。

  • 遠視の矯正はできない
  • 夜など暗い場所で光がにじんで見えることがある
  • 保険適用外のため、費用がかかる

主に上記に当てはまる方ですが、詳細は受診時に確認させて頂きます。

学童期のライフスタイルが近視を決める?

最近では、オルソケラトロジーにより学童期の近視化を抑制できるのではないかという期待が寄せられています。
通常、人の視覚は生まれてから8歳ぐらいまでにほぼ完成します。一方、ピントの位置合わせに重要な「眼軸」という目の奥行きは、8歳~15歳の学童期に活発に伸びます。生まれたばかりの人の目は眼軸が短くて遠視の状態ですが、ライフスタイルに応じて眼軸が伸びていき、遠視が減り正視に向かいます。ところが、この時期に室内で過ごす時間が長くなるほど、近くばかり見るアンバランスのために眼軸が伸びすぎて近視が強くなる傾向があるのです。最近では室内での勉強や遊びの他に、スマートフォンやタブレットを利用して遊ぶお子さんが増えています。こういった偏ったライフスタイルが眼軸の過度な伸長を引き起こし、強い近視となってしまうのです。

近視を予防するには

いわゆる“外遊び”をすることが主流とも言えた時代では、自然と遠くの物を見る時間が長くなり、近視を抑制できていました。1日1時間以上、外遊びをすると近視禁止の進行が13%、抑制されるという研究結果があります。一度伸びてしまった眼軸長は戻すことはできません。そのため、学童期には外遊びや野外スポーツをしっかり取り入れバランスの良いライフスタイルの生活が望ましいのです。

なぜ近くを見る時間が長いと近視になるのでしょうか

遠視の状態では網膜の後ろにピントが合っているため、そのピントを追いかけるように眼軸が伸びて遠視を解消しようとします。近くを見たときのピントは遠くを見たときのピントよりも後ろにきます。このため、近くばかり見ていると、過度に眼軸が伸びてしまうのです。
通常のコンタクトレンズやメガネで近視を矯正した場合、網膜の中心にはピントが合っていても周辺の網膜では網膜の後方(遠視側)にピントがずれています。このため、このピントを追いかけるように眼軸がさらにのびてしまうのです。ところがオルソケラトロジーで矯正した場合はこの周辺網膜のピントのズレが起こりにくいため眼軸を引き伸ばす刺激が生じず、その結果近視の進行を抑制すると考えられています。
ご不明な点がありましたら、お気軽にはんがい眼科へお問い合わせ下さい。

オルソケラトロジー 費用について

  • 初回診察時に適応検査を実施いたします。
  • 検査後、治療適応可能であれば1週間程度の装用体験を実施していただきます。その際、預かり金として両眼20,000円片眼の場合は10,000円をお預かりいたします。
  • 装用を開始されない場合:上記②でお預かりした金額を返却いたします。
  • 装用開始後、オルソケラトロジー治療は自由診療のため保険対象外、全額自己負担となります。

初年度

1年間:150,000円(両眼・税込)

※片眼治療の場合、75,000円(税込)
※費用にはレンズ使用料、スターターセット、定期検査費が含まれています。

2年目以降

年間の定期検査費用:20,000円(税込)

※片眼のみの場合も同額です。
※必要時、レンズの更新1枚につき35,000円(税込)

未承認機器・医薬品に関する注意事項について

  • 製品名:ブレスオーコレクト
  • 医薬品医療機械等法上の承認:承認取得
  • 入手経路:株式会社ユニバーサルビュー→株式会社シード→当院
  • 同一成分や性能を有する他の国内承認医薬品等の有無:有
     アルファコーポレーション社「オルソーK」  テクノピア社「マイエメラルド」  アイメディ商事「アイメディ・オルソケー」
  • 諸外国における安全性等に係る情報に関して:なし

執筆者

板谷 正紀(理事長)

板谷医師は大学で培ってきた硝子体手術と緑内障手術の技術を用いて、通常症例から難症例まで治療いたします。近視と乱視を矯正し裸眼生活を実現するICL手術や、近視・乱視・老眼を矯正し裸眼生活を実現する多焦点白内障手術の高い技術と深い経験を持っています。患者様の求めを理解して最高の提案と結果を出せるように常に全力で臨んでいます。

■資格

  • 医学博士(京都大学)
  • 日本眼科学会認定眼科専門医
  • PDT認定医(眼科PDT研究会)
  • 屈折矯正手術講習修了医(日本眼科学会指定)
  • オルソケラトロジー講習修了医(日本眼科学会指定)
  • CTR講習会修了(日本眼科学会)
  • 水晶体再建術併用眼内
  • ドレーン挿入術講習会受講(日本眼科学会)
  • ICL認定医(ICL研究会)

■経歴

1990年
京都大学医学部卒業
1996年
京都大学医学部附属病院助手
1997年
米国USCドヘニー眼研究所留学~Visiting Assistant Professor
2000年
神戸市立中央市民病院眼科副医長
2003年
京都大学医学部附属病院眼科助手
2005年
京都大学大学院医学研究科感覚運動系外科学講座眼科学講師
2009年
京都大学医学部附属病院眼科特定准教授
2013年
久留米大学医学部眼科学講座准教授
埼玉医科大医学部眼科教授
2017年
埼玉医科大学客員教授
はんがい眼科院長
2019年
医療法人クラルス理事長
2020年
板谷アイクリニック銀座院長