
セカンドオピニオンとは
セカンドオピニオンとは、病気の診断や治療方針について、主治医以外の医師からも意見を聞くことができる制度です。アメリカで始まったサービスで、日本では1990年代から導入され始めました。主治医以外の医師からその治療法が適切か、他の方法はあるかなどを聞くことで、より納得して治療を受けることができます。
セカンドオピニオンの受診に必要な書類
まずは現在診てもらっている主治医にセカンドオピニオンを取りたいという旨を伝えてください。
- 診療情報提供書(紹介状)
- 画像データ・検査所見など
- 委任状(セカンドオピニオンを受ける方がご家族の場合)
上記の書類を診察時にお持ちください。
セカンドオピニオンを受けられる方
主治医から病名や治療方針の説明を受けられている患者さんご本人がセカンドオピニオンを受けることができます、ただし、患者さんご本人の同意があれば、ご家族の方の相談も可能です。
※ ご家族の場合は委任状が必要となります。
以下の場合は、相談の対象外となります。
- 訴訟などを目的とする場合
- 既に終了している治療に対しての診断
- 主治医の了解を得ていない方
- 主治医に対する不満や苦情等の相談
セカンドオピニオンにかかる費用
セカンドオピニオンは健康保険の適用外です。新たに検査を行うというわけではなく、主治医の検査結果をもとに「相談」を行うため、健康保険の対象ではなく、全額自己負担となっております。
当院では30,000円(税別)でセカンドオピニオンを受けていただくことができます。
セカンドオピニオンを受けることで、自身が受ける治療にどのようなメリット・デメリットがあるのか、さまざまな角度から知ることができます。