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ものもらい

身近な目の病気 ものもらい

ものもらいはまぶたの一部が赤く腫れる疾患です。地方によっては「めばちこ」「めいぼ」などとも呼ばれています。一般的には一括りにされているものもらいですが、臨床的には「麦粒腫(ばくりゅうしゅ)」と「霰粒腫(さんりゅうしゅ)」の2種類に分類されます。

麦粒腫(ばくりゅうしゅ)

まつ毛の根元やマイボーム腺と呼ばれる皮脂腺に細菌が感染して起こるのが麦粒腫(ばくりゅうしゅ)です。

主な症状

麦粒腫はまぶたが赤く腫れ、かゆみが出ることが多いです。
人によって症状が出る・出ないがありますが、以下の症状を伴います。

  • まぶたの赤みを伴う腫れ
  • 痛み
  • かゆみ
  • 目ヤニ
  • 充血
麦粒腫が原因で赤み・腫れが出ている状態

炎症は数日かけて治まります。
場合によっては患部から膿が出ることがあります。

原因

麦粒腫の主な原因は、ブドウ球菌などの細菌による感染です。
ブドウ球菌は普段から人の皮膚や手足などにも生息していますが感染力も弱く、健康な状態では害はありません。
しかし、まぶたに傷があったり、抵抗力が弱まっている時に目をこすったりするとものもらいになってしまうことがあります。
そのため、ものもらいは他人に感染しやすい疾患ではありません。

麦粒腫を予防するには

まずは多くの細菌を近づけないようにすること、近づいても感染しないようにすることが大切です。具体的には下記の内容です。

  • 目の周りを清潔に保つ
  • 汚れた手で目に触れないようにする
  • 顔を拭く時に使用するタオルは清潔なものを使う
  • コンタクトレンズのケアは毎日欠かさないようにする
  • 睡眠をしっかりとる
  • バランスの取れた食事を心がける

治療方法

基本的には抗菌作用のある点眼薬を用い、症状が重い場合は軟膏や抗菌剤の内服薬を追加することがあります。通常であれば2~3日で症状は改善し、4~5日で完全に治ります。

化膿が進んでいる場合は、患部を切開して膿を出す場合もあります。

霰粒腫(さんりゅうしゅ)

マイボーム腺の出口が詰まることで炎症、しこりができるのが霰粒腫(さんりゅうしゅ)です。

主な症状

霰粒腫は腫れの他、目を動かすとゴロゴロした異物感を感じるのが特徴です。
痛みは出ない場合もあります。

  • まぶたの腫れ
  • 目の異物感
  • 軽い痛み
霰粒腫が原因で赤み・腫れが出ている状態

原因

マイボーム腺の出口が詰まることで炎症・しこりができます。
麦粒腫は細菌感染が原因でしたが、霰粒腫の場合、感染は関係ありません。

霰粒腫を予防するには

霰粒腫がマイボーム腺の詰まりが原因ですので、余分な皮脂の排出を促すような行動を心がけましょう。

  • 入浴時は浴槽にも浸かる
  • ホットタオルで瞼を温める
  • コンタクトレンズの使用を控える
  • 睡眠をしっかりとる
  • バランスの取れた食事を心がける

執筆者

板谷 正紀(理事長)

板谷医師は大学で培ってきた硝子体手術と緑内障手術の技術を用いて、通常症例から難症例まで治療いたします。近視と乱視を矯正し裸眼生活を実現するICL手術や、近視・乱視・老眼を矯正し裸眼生活を実現する多焦点白内障手術の高い技術と深い経験を持っています。患者様の求めを理解して最高の提案と結果を出せるように常に全力で臨んでいます。

■資格

  • 医学博士(京都大学)
  • 日本眼科学会認定眼科専門医
  • PDT認定医(眼科PDT研究会)
  • 屈折矯正手術講習修了医(日本眼科学会指定)
  • オルソケラトロジー講習修了医(日本眼科学会指定)
  • CTR講習会修了(日本眼科学会)
  • 水晶体再建術併用眼内
  • ドレーン挿入術講習会受講(日本眼科学会)
  • ICL認定医(ICL研究会)

■経歴

1990年
京都大学医学部卒業
1996年
京都大学医学部附属病院助手
1997年
米国USCドヘニー眼研究所留学~Visiting Assistant Professor
2000年
神戸市立中央市民病院眼科副医長
2003年
京都大学医学部附属病院眼科助手
2005年
京都大学大学院医学研究科感覚運動系外科学講座眼科学講師
2009年
京都大学医学部附属病院眼科特定准教授
2013年
久留米大学医学部眼科学講座准教授
埼玉医科大医学部眼科教授
2017年
埼玉医科大学客員教授
はんがい眼科院長
2019年
医療法人クラルス理事長
2020年
板谷アイクリニック銀座院長