048-681-0101

受付 8:30〜12:00 14:30〜18:00

ネット予約

慢性閉塞隅角緑内障

慢性閉塞隅角緑内障とは

急性緑内障発作で説明している狭隅角の目の人がなりやすい緑内障です。急性緑内障発作は目の中の水(=房水)の出口である隅角が急に閉じて起き眼圧も50mmHgを越えて痛みを伴いますが、慢性閉塞隅角緑内障は、ゆっくりと隅角の癒着が進み目の痛みが出ない程度の高い眼圧(例えば30mmHg程度)が長期間持続して視野障害が進みます。痛みが無いため気がつきにくく、見えにくいという自覚が出たときは、末期の視野障害になっていることも稀ではありません。急性緑内障発作は痛みのため気がつきやすく、早急に眼科受診して解除治療を行えば視神経の傷は浅くて済みます。早ければ早いほど視野障害も軽くて済みます。慢性閉塞隅角緑内障は痛みが無くて気がつきにくいため早期発見のための検診が重要です。
では、慢性閉塞隅角緑内障の治療はといいますと、やはり狭隅角の解除が第1選択です(原因が明らかな緑内障は、「原因解除」が第一選択なのです!)。隅角の癒着が無ければ、白内障手術をするだけで完全に狭隅角は解除されます!ところが癒着が広く生じていると、白内障手術を行っても癒着は原則外れませんので、癒着を剥がす手術、隅角癒着解離術という手術を併用する必要が生じます。癒着を剥がすと、多くは眼圧が下がりますが、隅角の線維柱帯というコーヒーのフィルターのような膜が壊れてしまうと眼圧は下がりません。そうなると本格的な緑内障手術(=濾過手術)が必要になります。視野障害が高度になってしまっても、やはり濾過手術が必要になります。やはり、早期発見が目のためにも、経済的にも、時間的にも、精神的にも良いのです。